犬の糖尿病の兆候とインスリン治療の注意点は?

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犬も糖尿病になることがあるのをご存知でしたか?

 

よく人の病気で糖尿病の話は聞きますが、

では、犬の糖尿病はどんなものなのでしょうか?

 

犬の糖尿病発症率はとても低く、

各動物病院で1〜2頭程度というわずかなものです。

 

にもかかわらず獣医師にとっては診断や、

治療に多大な時間を必要とし、頭を悩ませる疾患のようです。

 

 

一方で糖尿病となってしまった犬の飼い主の方は、

大きな不安の中で日々治療を行わなければなりません。

 

そんな犬の糖尿病についてお話ししていきたいと思います。

 

 

糖尿病にかかりやすいのは!?そしてその兆候は?

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糖尿病とは、免疫疾患です。
この病気にかかりやすいのは、
人と同じように肥満の場合、
または避妊手術を”していないメス犬”です。

 

犬種では

 

・トイ・プードル

・ダックスフンド

・マルチーズ

・レトリーバー種

・ジャーマン・シェパード

 

などの犬種がかかりやすいです。

 

人と同じく、

糖尿病予防は、まず太らせないことです。

 

 

そして糖尿病の発症は、

7歳から10歳の間、つまりは老犬がかかりやすい病気です。

 

✳︎ただし幼犬の発症例もあります。

幼犬であっても注意は必要です。

 

普通、犬の飲水量は1日に、体重1kgあたり50ml以下と言われています。

お水を大量に飲んでいたり、排尿の量が増えていませんか?

 

そんな様子を見たら病気を疑いましょう。

そんな症状の中に糖尿病め含まれています。

 

 

糖尿病には2つのパターンがある!!

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食事で摂取したブドウ糖をエネルギーとして使うためには、

すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが欠かせません。

 

このインスリンが分泌されなかったり、

効き目が弱くなると、

ブドウ糖が処理されず血液中に残ったままになってしまいます。
過剰なブドウ糖が尿として排出されるのが、糖尿病です。

 

糖尿病には、大きく分けてⅠ型とⅡ型の2つのパターンがあります。

 

 

一般的に犬がかかりやすいのは、

 

Ⅰ型の『インスリン依存性糖尿病』です。

 

十分なインスリン量がないために起こります。

十分なインスリン量がないと、

血糖が増加し、尿として体外へ排出されてしまいます。

 

結果、犬の体はエネルギーを、
維持するための十分な血糖が無くなります。

 

 

発症する原因は

 

・遺伝肥満

・ウイルス感染

・避妊手術していないメス犬

・老化

 

によるものなどがあげられますが、

まだはっきりしたことはわかっていないのが現状です。

 

 

もうひとつは犬はまれにしか発症しない、
Ⅱ型の『インスリン非依存性糖尿病』です。

 

インスリンは分泌されていても、

その量が不十分で、効果が弱いために起こります。

原因は、食べすぎ運動不足などの

生活習慣が関係している場合が多いようです。

 

 

犬におけるI型、II型の発症割合は、
“I型:II型=4:1″と、推定されています。

 

 

糖尿病の治療とは?インスリン投与だけでいいのか?!

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糖尿病の治療は血糖値のコントロールが大切です。
犬に多いⅠ型の糖尿病の場合、
基本的な治療方法はインスリンの投与です。
飼い主による皮下注射用インスリン製剤の、注射が必要です。

 

適切な食事療法も糖尿病治療の助けとなります。

 

食事療法で食後の血糖値を安定させることができれば、

投与するインスリンの減量も可能になる場合もあります。

 

いかに食事を管理するかが大切です。

 

また運動などにより体重を落とす事により、
インスリンの必要量が少なくなる場合もあります。

 

 

インスリン注射で注意すべき3つの事とは?!

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1.製剤を希釈しない。

希釈することによってpHが変化して効果が減少したり短縮することになります。

 

2.同じところに注射しない。

 

インスリン製剤は同じところに注射してしまうと

皮膚が硬くなってしまい、効果が減少することがあります。
このため、少しずつ場所を変えて注射しなければなりません。

 

3.インスリン用の注射器を必ず使用し、吸引する際、必ず気泡が入らないようにする。

 

インスリン製剤はわずかな量の違いで効果が全く変わってしまいます。
このため、必ず正確な量を注射するようにします。
以上のことを注意して確実にインスリン製剤が効くように注射を行いましょう。

 

 

まとめ

 

「愛犬にに注射なんて」

と不安と恐怖を感じながら、
毎日注射されている飼い主の方も多いでしょう。
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でも治療せずに、放置していれば、
合併症(腎臓病、白内障など)を引き起こす場合があります。

 

最悪には腎不全や失明にもなり兼ねません。

 

これらの合併症を予防するために

早期からのインスリンの導入と同時に、食事療法をお勧めします。

 

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