犬のエサの量を決める方法は?

この記事は4分で読めます

image

犬に与えるエサの量は、

ドッグフードの裏などに記載してあるとおりの量でいいのでしょうか?

 

結構、疑問を抱いている飼い主の方も多いのでは?

 

 

そこで、実際はどうなのか、

エサの量の決め方について書いてみました。

 

 

 

体重量で給与量が算出できる?

image

 

 

はっきり言って、実際はそれぞれの個体によって量の調整が必要です。

 

体重量で給与量が算出できるほど単純なものではありません。

 

 

ドッグフードのパッケージに記載されている体重別給与量は、

標準体重を保っている犬に対する給与量です。

 

 

肥満や痩せすぎの犬に、当てはめるのは、よくありません。

 

また、シニア期になると筋肉などが衰え基礎代謝が低下し、

エネルギー必要量は活動期に比べ20%程度低下するといわれています。

 

活動期と同じように食べていると肥満になってしまいます。

 

 

余談ですが、パッケージに記載されている給与量は1日分の食事量です。

たまに誤解されていらっしゃる方もいますが、

ドッグフードの給与量は1日トータルの食事量の記載です。

 

 

食事を2回に分けるときは1回につき記載されている給与量の半分です。

間違えないようにして下さいね。

 

 

 

成長に応じて食事内容・回数を変える

image

 

 

成長過程によっても、犬が必要とする栄養量は違います。

 

ドッグフードなら、子犬用、成犬用があるので、

成長にあったものを与えましょう。

 

 

 

1ヶ月頃

 

離乳食として市販されているものか、

子犬用のドライフードを人肌のお湯か犬用ミルクでふやかして与えます。

 

量は離乳食を1日4回。

 

 

 

2ヶ月頃

 

ドライフードを与えている場合は、

徐々にふやかす時間を短くし、そのままで食べられるようにしていきます。

 

ただし、個体差があるので、様子を見ながらゆっくり慣れさせましょう。

生後3~4ヶ月頃までには硬いまま食べられるようにしたいですね。

 

量は離乳食か、パピーフード(子犬用フード)を1日3~4回。

 

 

 

4ヶ月頃

 

成長期なので、栄養価の高い子犬用のフードを与えます。

 

子犬や幼犬のうちはダイエットをしたり、

サイズを小さくするために少なめのえさにするなどは厳禁です。

 

成長期は少し太り気味に育てても問題ありません。

量はパピーフード(子犬用フード)を1日3回。

 

 

 

6ヶ月頃

 

犬種にもよりますが、子犬のえさの必要量は6ヶ月頃がピークです。

 

成長は続いても、徐々に食事量は減っていきます。

量は1日2~3回。

 

 

 

8ヶ月頃

 

成犬用と切り替える時期です。

具体的には体重の増加が止まったころが切替時期の目安です。

 

急に変えると、下痢や嘔吐を引き起こすこともありますから、

急には変えないで、最初は新しいものを1~2割混ぜて与えます。

 

便や食欲の調子に問題なければ、徐々に新しいフードの割合を増やし、

1週間ほどを目安に完全に切り替えるようにしましょう。

 

量は成犬並みの大きさになったら、成犬用フードを1日2~3回

 

 

 

1歳

 

従来は1日1回が普通でしたが、

今はエサの回数が少ないと胃腸への負担が大きいので成犬でも1日2回が基本です。

 

成犬になり運動量が落ちてくると太りやすくなります。

量は成犬用フードを1日2回。

 

 

 

7歳

 

胃腸の消化機能がしだいに衰え、運動量が減り代謝も落ちてくるので、

消化がよくて、高たんぱく低カロリーの老犬用フードを与えるのが好ましくなります。

 

量は老犬用フードを1日2~3回。

 

 

 

 

食事量が適量かのチェック

image

便の調子でチェック

 

・適度な硬さの便・・・適切

・硬くコロコロ便・・・少ない

・やわらかい便・・・多いか、または消化不良。

 

 

 

食欲でチェック

 

・ガツガツ食べる・・・少ない可能性があります。

がっつくのは健康な犬の反応ですが、

しつこく食器をなめるようなら、少し増やして様子を見ましょう。

 

 

・あまり欲しがらない、残す・・・多い可能性があります。

15分たっても食べないなら、次の食事まで水以外、与えないで下さい。

食べなくても元気なら、子犬は1食分、成犬は1日くらいエサを抜いても大丈夫です。

 

 

 

季節により変化させる

 

 

・春と秋

 

過ごしやすい季節です。

だからと言って、カロリーをとりすぎないよう食事を管理してあげて下さい。

 

 

・夏

 

犬は夏を乗り切るためにパンチング(口を開けて舌を出し早い呼吸をすること)

をすることで放熱させています。

 

放熱量全体の60%はパンチングによるものです。

 

パンチングは多くのエネルギーと水分を必要としますが、

夏は食欲が低下しますので栄養不足にならないよう工夫して下さい。

 

 

食欲が低下し必要なエネルギーがとれない場合は、

少量でカロリーがとれる栄養豊富なドッグフードがおすすめです。

 

また、夏は食品が傷みやすいので食事は20分以内で片付けましょう。

 

 

外飼いの犬と温度管理された室内飼いの犬とでは必要エネルギー量が異なります。

犬は毛皮にくるまれていますから外飼いの犬にとって夏は暑くてたまらない季節。

 

お水もお湯にならないよう涼しい場所に置き、水を絶やさないよう頻繁にかえてあげましょう。

 

 

・冬

 

外飼いの犬の場合、冬は適温の季節に比べ10~90%増のエネルギーを必要とします。

(気温や飼育環境によって増減あり)

 

気温が下がると体表から熱が奪われるので、体温を保つため多くのカロリーが必要です。

寒冷地域では夏よりさらに1.5倍のカロリーが必要になると言われています。

 

体温を保つにはそれだけカロリーが必要ということです。

 

 

もちろん寒冷地域にて屋外で暮らす犬は、

そこにいるだけで多くのカロリーを使いますからきちんと必要カロリーを与えてあげて下さい。

 

冬は気温に適した栄養豊富な食事を与えましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

エネルギーの必要量は体重あたりの体表面積に比例するといわれています。

標準エネルギー量の他にも、下記の項目も加味して下さいね。

 

・運動量(散歩の回数や距離・速度・時間など)

・室内飼いor外飼い

・食が細い犬or食べ過ぎる犬

・避妊や去勢をした犬

・犬種

・ライフステージ

 

 

要するに、食事量を決めるにあたって一番重要なのは、

愛犬を毎日よく観察し健康状態をチェックすることです。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. image
  2. image
  3. image
  4. image
  5. image
  6. image

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。