盲導犬は引退後、何処でどの様に暮らすのでしょう。

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立派に仕事を勤め上げてきた盲導犬たちも、いずれ引退の時を迎えます。

 

引退後、盲導犬たちはどこで暮らすのか。

ご存知ですか?

 

盲導犬たちの引退後について書いてみました。

 

 

 

盲導犬の引退時期は?

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盲導犬協会では、盲導犬が

10才の誕生日を迎えたころに引退させることを基本方針としています。

 

10才というと、人間ではちょうど60歳くらい。

 

ほとんどの犬はまだまだ走り回れるくらい元気なのですが、

元気なうちに引退させるのが理想なのだそうです。

 

 

ちなみに、盲導犬の平均寿命は12歳12か月、

ペット犬と比べても決して短くありません。

 

 

パピーウォーカーさんやユーザーさんが、

しっかりと体重管理、健康管理をしてくれるおかげです。

 

 

 

でも、盲導犬も人と同じように、

高齢によって、視力が落ちたり足腰が不安定になったりします。

 

犬の個体差によって、中には8~9歳で引退する犬もいます。

安全な歩行のサポートという仕事をしていく上で、10歳前後が妥当なようです。

 

 

 

盲導犬の引退後は?

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引退後には、若い盲導犬にバトンタッチして、セカンドライフを始めます。

 

引退犬飼育ボランティアの家庭に迎えられて、

普通の飼い犬としてのんびりと余生を過ごす犬もいれば、

子犬時代に過ごしたパピーウォーカーの家に10年ぶりに帰り、

懐かしい家族と暮らす犬、また、引退犬棟で、ゆったりと暮らす犬もいます。

 

 

環境こそ違っても、どの犬も人と共に、愛情いっぱいに暮らしていけることは同じです。

 

それを知っているからこ、

ユーザーも安心して新しいパートナー犬と歩み出していけるのです。

 

 

多くのユーザーにとって、長年連れ添った盲導犬との別れはつらいものです。

 

できれば最期まで一緒に暮らしたい、と望むユーザーも少なくありません。

10年も共にしてきた伴侶と別れて最期も看取れないのは悲しいでしょう。

 

 

ですが、リタイア犬にとって、他の犬に仕事を奪われた生活は、大きな負担になります。

 

盲導犬ユーザーのためというよりは、

リタイア犬のために、ユーザーの方とは、別れて暮らすことになっています。

 

盲導犬ユーザーも、リタイア犬が引退後に、

手厚いケアをしてくださる方のお世話になることを知るからこそ、

安心して新しいパートナーと歩く決断をし、

新しい盲導犬との出会いを迎える第一歩が踏み出せるのです。

 

 

盲導犬は、生まれたときから多くの人とかかわり、人のかたわらで生きてきました。

 

仕事を終えた後も、家族の一員として、

人の愛情をたっぷり受けて余生を過ごして欲しいと思います。

 

 

 

盲導犬の引退後の様子は?

 

 

盲導犬時代いつもユーザーさんにぴったり寄り添っていて、

お互いに必要な存在として認め合っていた盲導犬です。

 

ユーザーさんと別れてからしばらくは、ユーザーさんを恋しがります。

 

 

しかしもともと人懐っこい性格の犬が選ばれていますから、

すぐに新しい環境にも慣れていきます。

 

 

賢い盲導犬は自分の役目を終えたこともちゃんとわかるのでしょうか?

 

引退後には、引き取られ先で、家の中では羽目をはずして遊んだりもしだします。

 

 

でも、元盲導犬だったせいか、

外に出ると利口にいうことを聞き、

特に公共の場所に行ったりすると場をわきまえているかのように、お行儀よくできます。

 

人の来ないような広場などでリードなしで走らせても

「ヒール」というとちゃんと戻ってきます。

 

決して勝手なことはしません。

 

 

甘えるときと言うことを聞くときと、キチンとけじめをつけられるのです。

盲導犬は家庭犬のお手本ですね。

 

犬は人間と暮らしていても人間ではありません、やっぱり犬です。

犬本来の習性や本能をきちんと理解し、犬は犬として扱うことが大切です。

 

盲導犬引退後ボランティアの方がこんな事をおっしゃっています。

 

 

「本当にたくさんのことを教えてもらっています。

お世話をしていますが、実際には私たちの方が、もらっているものが多いように思います。

愛情、信頼、癒し、等。

 

リタイア犬のボランティアの醍醐味は、

盲導犬の一生のうち一番いいところを任せていただける事、最後まで面倒を見れる事です。」

 

何だか素敵です。

 

 

 

まとめ

 

 

先に書きましたようなお話を聞くと、感動的です。

 

でも、実際リタイア犬を引き取るということは、

盲導犬としての働きを終えた老いた犬を引き取り、その犬の最後を看取るということです。

 

子犬から飼い始めた犬とは違い、確実に早い段階でその日をむかえます。

辛いですよね。

 

 

でも、別れはあるけど、それは次に続く希望のバトンタッチだと考えておられるそうです。

リタイア犬のお世話は、精神的に一番辛い、そして素晴らしいお努めだと思います。

 

 

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