数いる犬の中でも盲導犬に向きの犬種は?!

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街中を歩いていれば、

盲導犬を真近で見かけた方も少なくはないでしょう。

 

犬は基本的に頭がいいですから、色々なことが出来る犬もいます。

 

それにしても盲導犬というのは、まるで人間かと思うくらい賢く見えますよね。

信号でピタリと止まったり、電車をスムーズに乗り降りしたり。

それにあの落ち着いた、たたずまいは何もかも分かっているような貫禄すら感じます。

 

それでいて、周囲の人たちと違和感なく馴染んでいます。

 

それにしても見事な仕事っぷりですよね。

 

 

国際盲導犬学校連盟という組織があり、現在26カ国72団体が加盟しています。

 

加盟団体からの報告によると、盲導犬とそのユーザーは、約15000ユニットです。

 

 

ただし、加盟していない盲導犬育成施設がありますので、

実際はそれよりももっと多くの盲導犬とそのユーザーがいると考えられます。

 

そこで、一体どのような犬種が、盲導犬に向いているかなどについて書いてみました。

 

 

 

日本で盲導犬の訓練が始まったのはいつから?

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日本人が一番最初に目にした盲導犬は、1938年(昭和13年)にアメリカ人のゴルドンが、

「オルティー V. フォーチュネートフィールズ」という名前の盲導犬と一緒に

観光旅行の途中に日本に立ち寄ったのが一番最初のことです。

 

 

翌年1939年(昭和14年)に、四人の実業家(浅田・磯部・荻田・相馬)が1頭ずつ、

盲導犬としての科目を訓練した犬をドイツから輸入して陸軍に献納しました。

 

4頭が死亡後は、日本では盲導犬は絶えたまま敗戦を迎え、

日本の国中が生活に追われていたこともあって盲導犬の育成は日本では続きませんでした。

 

その後、日本での国産の盲導犬が誕生したのは1957年(昭和32年)のことです。

 

アイメイト協会創設者の塩屋賢一さんが、18歳で失明した盲学校教諭の河相洌さんから

「この犬(チャンピイ)を訓練して街を歩けないか」と依頼されたことから始まりました。

 

 

既に1948年(昭和23年)から独自に盲導犬の訓練研究を始めていた塩谷さんは、

チャンピイを預かりチャンピイを訓練した後に、

チャンピイを利用した歩き方(歩行指導)を河相さんに指導し、

チャンピイは国産第一号となる盲導犬として誕生しました。

 

日本での第一号になった盲導犬チャンピイの犬種は、ジャーマン・シェパードです。

 

 

 

盲導犬に向いている犬種は?

 

 

賢い犬種というのは、わりといますが、日本において盲導犬に向いているとされるているのは、

ゴールデンレトリバーラブラドールレトリバーです。

 

両犬種とも、穏やかな気質で、人によく馴染みます。

 

しかし、この種類の犬ならすべて盲導犬になるというわけではありません。

 

 

これらの犬種の中でも、盲導犬になるのは盲導犬としての適性をもつ犬だけです。

 

盲導犬としての適性は訓練で培われるのではなく、

その犬の持って生まれた素質に大きく左右されます。

 

ですから、盲導犬になる犬は、

盲導犬としての適した素質をもつ血統の親犬同士を使った計画的な繁殖によって生まれてきます。

 

 

 

ゴールデンレトリバー

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大きさ : 体高54~61cm

 

体 重 : 27~34kg

 

原産地 : ドイツ

 

特 徴 : ロシア産の牧羊犬×ブラッドハウンドから作りだされた犬種で、

体力があり、活動的です。

 

容姿は、名前の通りに明るいクリーム系から多彩なゴールド色の毛並みが特徴です。

 

 

 

ラブラドール・レトリーバー

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大きさ : 体高54~62cm

 

体 重 : 24~36kg

 

原産地 : 北アメリカのニューファンドランド

 

特 徴 : もとは水鳥用の猟犬で、働き者です。

非常に嗅覚が良く知能が高い上に性質は穏やかです。

 

そして活発で順応性が高いため、訓練しやすい犬種と言われています。

容姿はアーモンド型の目と垂れた耳、優しい顔立ちをしています。

盲導犬を初めとして、介助犬や警察犬として幅広く活躍している犬種で、

一番数が多い犬種になっています。

 

 

 

他の犬種、例えばシェパードやボクサーなども盲導犬になることは出来ます。

 

ではなぜ日本ではゴールデンレトリバーラブラドールレトリバーが選ばれているのかというと、

やはりその穏やかな性格が適しているようです。

 

 

「人なつっこすぎて番犬に向かない」

 

と言われるくらいですから、人の多いところにも連れて行きやすいですね。

優しそうな見た目も、大切な要素です。

 

 

 

盲導犬への接し方は?

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盲導犬を街中で見かけても、むやみやたらに声を掛けたりするのはよくありません。

 

彼らは人をサポートするという、大切な仕事中なわけですから、

「かしこいなぁ」とか、

「かわいいなぁ」と思っても、

声をかけたりすると集中力を乱してしまいます。

 

 

人のことが好きな犬種なだけに構ってもらえることは嬉しいようですが、

仕事が疎かになる危険性があります。

 

安全のためにそっと見守ってあげましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

盲導犬に向いているのは、

ゴールデンレトリバーラブラドールレトリバーだと書きましたが、

その穏やかな性格やかしこさだけではなく、

からだの大きさも人を安全に誘導するためにちょうどいいサイズなのです。

 

チワワのように小さすぎたり、

セントバーナードのように大きすぎては電車に乗ったり、

人混みを歩くのには不向きです。

 

 

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